新年度が始まり、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
私も、「やるべきこと」と「やりたいこと」を整理し、気持ち新たに2025年度のスタートを切ることができました。それらを一つ一つ達成した先で、みなさまのお役に立てることが今の私の楽しみであります。
私は、3年前2022年10月、このFP事務所ライフホーカーの立ち上げとともに、本格的にファイナンシャルプランナー(FP)としての活動を始めました。詳しくは、「ごあいさつ」のページにて書いておりますが、「ライフホーカー」という名前には「暮らしの何でも屋」という想いを込めています。しかしながら、実際には、老後資金や年金制度(公的年金・企業年金)に力を入れていることはお許しください。
きっかけは、2023年4月から3ヶ月間、ZOZOの元執行役員でインフルエンサーの田端信太郎さんから、𝕏(旧Twitter)のコンサルティングを受けたことに遡ります。開業して間もないこの時期、私は特にテーマを決めずに発信していましたが、「老後資金一本で攻めたらどうか」というアドバイスをいただき、「老後不安バスター」という冠も誕生しました。当初130人ほどだったフォロワー数が今や5,300人まで増えたのは、当時iDeCo(個人型確定拠出年金)を活用した老後資金づくりを後押ししてくださった田端さんのおかげです。その後、「iDeCo野郎」と呼んでいただいたときは、大変うれしかったことを覚えています。
さすがにiDeCoだけではネタ切れとなり、徐々に企業年金や公的年金へとテーマを広げましたが、田端さんのコンサルティングを終えたころには、相談、執筆、セミナーもほとんどが老後資金に関するテーマとなっていました。今日(2025年4月10日)時点で53本の記事を掲載してもらっているオンラインメディアMochaもまた、そのイメージを強化してくれた私にとって大切なメディアです。そして、さまざまな疑問を投げかけてくれる相談者、読者、セミナー受講者のみなさまに、リアルな「老後不安バスター」を日々作っていただいています。すべてのみなさまに、この場を借りて心より感謝申し上げます。
なぜ今、開業してからこれまでのことを振り返ったのか。それは、私がライフワークとしてきた公的年金および確定拠出年金制度に係る改正の議論が、いよいよ国会で本格化するためです。7月に選挙を控えるなか、自民党内でも意見がまとまらず、先送り論も取りざたされていますが、2025年中に議論が行われることは間違いありません。私はこれまで「ファイナンシャルプランナー」を一番の肩書として活動してまいりましたが、iDeCoや企業年金等も含めた「年金ジャーナリスト/年金コメンテーター」として、さらに情報発信を強化してまいります。
公的年金に関する記事も多数Mochaで書いてきましたが、年金制度に懐疑的な方から批判の声をいただくことも日常茶飯事です。私は「信じろ」「信じるな」といった覚えは一切ありませんし、目が肥えた読者に負けぬよう丹念に資料等を読み込んで勉強している自信はあるので、もちろんそれらの声に屈することはありません。今国会でどのような議論が行われていて、それが何を目的としているのか、私たちにどのような影響があるのかを、「ありのまま」「わかりやすく」お届けすることをお約束します。
そして私は、iDeCoや企業年金の活かし方や留意点を、NISAブームの最中も浮気することなくお伝えしてきた人間です。引き出し制限がある点など、NISAと比べるとiDeCoはすべての方にとっての最適解ではありません。アクセルもブレーキもわかる私だからこそ、老後資金づくりの器としてiDeCoや企業年金が広く長く親しまれるよう、届けたい情報がまだまだ沢山あります。
実は今、年金に関する本も執筆中です。
早くみなさんにお届けしたい気持ちが空回りしちゃっていますが(笑)、私と会う方は「まだ出ないの?」とどんどんプレッシャーをかけてください!
10kgのダイエットにも成功して体も軽くなったので、2025年度はこれまで以上にアクティブに動き回ります!
みなさまにとっても素敵な2025年度となりますように。
これからも何卒よろしくお願いいたします。
