先日、爆笑問題 太田光さんの新刊『笑って人類!』をここでご紹介しました。タイタンの太田光代社長がツイートしてくださったこともあり、多くの方に読んでいただいたようで、私も大変嬉しく思っております。

私は前回の記事のなかで、このような感想を書きました。

世界レベルで殺伐としたことが続いたり、個人レベルでも上手くいかないことが沢山ある世の中かもしれません。と同時に、自分のちょっとした行動で、希望ある未来が作れることも、この世の中の面白さではないでしょうか。

【2分で読めるFPコラム】『笑って人類!』(太田光 著)を読んで息抜き

この週末に再度読んでいたのですが、太田さんは誰よりもこの世界を愛し、希望を抱いているのではないかと思います。私自身も世界に対して希望を抱いている一人ですが、太田さんには負けます。太田さんの場合には、その希望を文字や笑いで表現する才能に溢れているのでしょうね。

「希望」がすごいパワーを持っていることは言うまでもありません。そして、私が投資をする原動力こそ「希望」です。私の場合、投資といっても、現在は毎月数万円、NISAとiDeCoを活用し、株式投資信託につみたて投資をしているだけです。以前は、国内の個別銘柄も購入して運用していましたが、個別株に投資するときも、株式投資信託に投資をするときも、私の判断基準は「(成長する)希望があるかどうか」だけです。成長を止めてしまった地域、国、企業に投資するつもりは毛頭ありませんが、まだまだ「この世界を良くしたい」というエネルギーに溢れています。私が現在保有している投資信託の1つが、米国のS&P500をベンチマークとするインデックスファンドですが、これはS&P500対象銘柄の飽くなき向上心に期待しての投資です。

つまり、投資の入口なんて所詮、「希望」などかなり主観的なものだと思うのです。(投資信託は少ないですが)投資をするうえで覚えておくべき用語やテクニカルなことは、その次の段階ではないでしょうか。みなさん一人ひとりが持っている希望を投資という形で表現していくことは、非常に尊い営みです。そして、つみたてNISAや確定拠出年金(iDeCo・企業型)を活用したつみたて投資であれば、比較的安全にその営みを行うことができ、将来的な資産形成に繋がると考えています。逆に言うと、世の中に対して何の希望も見出していない方に投資は絶対に勧めませんし、無理強いしません。それはその方を不幸にさせるだけです。

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